画材紹介
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いろいろなメーカから、100色を超える油絵具が発売されています。メーカによっていろいろな色の名前がつけらています。 基本的に油絵具は、顔料と乾性油(キャンバスに定着される役割)後補助として樹脂や乾燥補足進剤などがまぜられて作られています。乾性油が空気中の酸素と結合することによって、定着します。 始めて油絵を始めようとする方は、各メーカから12色〜24色の油絵具のセットがありますので、そのセットを購入してその後必要に応じて色を買い足されていくのが良いと思います。 |
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キャンバスに向かって描き始める前にまず、パレットに絵の具を出しておきます。木製、プラスチック製、紙製のものが一般的に販売されていますが、木製のものが、一番、絵の具を並べ易いと思います。絵の具の並べ方に規定はありませんが、自分が使い易いような並び方を決めていくのが上達への近道だと思います。あと、パレットでは混色もおこないます。紙製のパレットは屋外などで描くときに使い捨てができて便利です。 |
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油絵で使う筆では毛が一本、一本、細かく別
れていてコシがある豚毛が代表的に使われます。筆の穂先の形は主に、丸筆、平筆、その中間になるフィルバートの3種類に分けられます。 最初は平筆、丸筆を混合で、太さの違うものを10種類ぐらい揃えておくのが理想です。 |
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油絵の具を塗り込んだり、削ったりする時に使います。筆では出せない平らな独特の効果を生み出すことができます。材質は主に、ステンレスや鋼鉄でできています。 いろいろな種類のものが発売されていますが最初は自分で使い易いと思われる大きさのものを一本持っていればいいと思います。 |
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油絵の具を使って描くときに使う画用液には、定着や光沢を出すのを補助する役割をはたします。大きく分けると、乾性油、揮発性油、樹脂ベースの油の3つに分けられます。 また、油絵は基本的に乾燥するのに時間がかかります。その乾燥させる時間を短縮させるために絵の具と混ぜて使うオイルやメディウムが発売されています。 |
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麻布の素材を膠などの糊に水性のエマルジョンや油性の塗料を塗って柔軟性を出したものが使われています。キャンバスの地は麻布の織り目の大きさによって、細目、中目、荒目に分けられています。 大きさには、F,P,Mの形があって、て、1号、2号、3号と号数が大きくなればなるほど大きくなっていきます。FはFigureの略で人物型を表し、PはPaysageの略で風景型を表します。また、 MはMarineの略で海景型を表します。 |
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キャンバスを固定して立てかけて描くためのイーゼルには屋内用の大型イーゼルから小型イーゼル、屋外に持ち出すのに便利な折りたたみ式イーゼルまでさまざまな種類のイーゼルが発売されています。 最初に購入するときは屋内でも屋外でも使える折りたたみ式のイーゼルがお勧めです。 |
購入方法
これから油絵を始めようとされる方はまず、単体で選ぶよりも必要な画材がすべて用意されているセットを求めるのをお勧めします。
油絵の具の12色から24色のセットから始めて使いながら不足の色や表現したい色を単品で補充していきましょう。お店には色見本が容易されていますので、参考にされることをお勧めします。
油彩筆は数が少ないと頻繁に洗ったりふき取らなくてはなりませんので、色の濁りの防止のためにも少なくても5〜6本は用意されるとよいと思います。
メインとなる油絵具に負けない腰の強さを持った豚毛の筆を用意します。そのときは柔らかく先がまとまるセーブル(イタチ科の動物)の丸筆を1本足されると、表現の幅が広がります。
キャンバスには目の粗さの種類がありますが、初心者の方ならほどよい中目が使いやすいでしょう。
後、その時に使った道具類は使用後、手入れする習慣をつけましょう。そうすることによって、永く使用できるようになります。(当たり前のことですが・・・・)
最後に油絵具独自の臭いが気になる方は「油絵具DUO」がお勧めです。
従来の油絵具に比べて臭いが少なく乾きが早いため、ご年輩のかたやお子様にもお勧めです。